カテゴリ: 旅の趣旨

こんにちは。マッキーペンと申します。

このブログは、「『信長の野望online』というネトゲのらいとぷれいやー(棒)がゲーム内のやりこみ要素である『戦国絵巻』を自転車で回って実際に埋めてしまおう」というわけのわからない企画の旅行記です。


おいらはもともと自転車が大好きでした。

高校のときはママチャリで千葉県は九十九里の浜から千葉まで何度も往復しました。
就職してスポーツバイクを購入。ロードバイクや折りたたみ自転車を乗るようになり、
ますます自転車が好きになりました。


一方の『信長の野望online(以下信on)』。

学生時代のころ暇つぶしになんとなく始めたゲームでしたが、
やっているうちにどんどんはまってしまい、
最近は週末くらいしかプレイしていませんが学生時代は

「きよし(ゲーム内でのメインキャラは初柴清。幕張のファンタジスタと呼ばれた某元プロ野球選手からもじったネームです)ってゲーム廃人?」「いいえ、らいとぷれいやーです^^;」

と会話する程度はやりこんでました。(実際は廃人と呼ばれるようなプレイはしてませんでしたが…(苦笑))


信onをメインでやっていた時期はあまりチャリには乗ってませんでした。
ゲーム自体やることが多かったのと、そこそこ責任のある立場に立たされていてなおかつ仕事との両立もあって
なかなか乗れる時間が確保できなかったのです。

昨年は一部コンテンツのサーバー統合により上杉家の運営が一層カオス化しました。
仕事も忙しくなり目が回るような勢いで乗り切った1年でしたが、ここ数か月で状況が落ち着き始め、
自転車も再開すっかなーと考える余裕が出てきました。


再開にあたり、まずは往復50km程度のツーリングから始め、今年のGWには1週間かけての四国・しまなみ海道めぐりをすることができました。

特にしまなみ海道ではチャリダーとして色々刺激を受けました。
瀬戸内海の島々の自然と次々と橋を渡って移動していく昂揚感。
旅先でのチャリダー通しでの会話。
どれも新鮮な体験でとても面白かったです。

途中フェリーの移動で時間が余ったため、自転車旅行記のブログを片っ端から読み漁りました。
読んでいてとても魅かれるものを感じました。

「あーおいらもいつかは日本一周旅行にいきてえなぁ」

っていうのが頭をちらつき始めます。
一時期今の仕事を辞めてしまおうかと、やや本気に考えていましたが、まだまだお金が足りないのと
それが本当に自分に取ってやりたいことなのかよくわからないのでそれは却下。

とはいえ、日本一周まではいかなくても連休等を利用して自転車旅行はやってみようと思ったわけです。
そうしていれば自分は日本一周がほんとにできるのか。日本一周をしたいと思えるのかがわかるんじゃないかと。


ところが旅行を企画するにあたり、ちょっと悩みました。

自分は何のために旅行するのか、です。

日本一周チャリダーの方のブログを読んでいると、皆さんそれぞれ旅の目的とか旅でやりたいこととかを明確にもって臨んでいるんですよね。
他の日本一周をした方の本を読ませていただいたのですが、「漫然と旅行していてもそのうち飽きてくる。だから旅の目的を求めるようになった。」と書かれていました。

これは私も共感できるところで、しなまみ街道を走っている最中も、確かに景色はきれいなんですけど
「あーもう走るのあきたなぁ」と思っちゃった瞬間があったんですよね。
とても贅沢な時間を過ごしているというのに。

だからこのまま旅に出てもあまり面白くないんじゃないかなぁと思ったわけです。

他の方の旅を見ていると、県庁回りをしていたり城めぐりをしていたり、釣りめぐりをしていたりと、自分の中で
ルールを決めてやっている方が非常に多い。


んじゃーおいらの場合どうなのか。

信onのおかげで歴史名所を巡るのは好きになったけど、城めぐりは他の人がやっているし。

神社仏閣めぐりは渋すぎるし。

推理小説ファンでもあるおいらなので、好きな内田康夫作品の聖地めぐりというのもいいけどどれだけ需要があるかわからないし。

やはりそういう目的を持つなら自分が今一番興味を持っているものであってほしい。

じゃあそれは何かと考えると…


やっぱ信onなんですよね。。。


では信onで全国を旅するような要素はあるか…。
そう考えてようやく気付いたのが「戦国絵巻」でした。


「戦国絵巻」というのは、プレイヤーがゲーム内の名所をみつけたとき、名物を入手したとき、特定のエリアに行ったとき、
特定のボスを倒した時に自動的に記録される機能です。

戦国絵巻は北は越後(新潟県)、南は紀伊(和歌山県)まで広がっており、旅の要素は十分。

よし、これはやるしかないっしょ!

決断するのに時間はかかりませんでした。
信onと自転車のコラボ。
このまったく関連性のない組み合わせでやるのも面白い。
それにこんな何の生産性もない旅をやる人もまずいないだろうし(どれだけの需要があるかは不明ですが)
他のチャリダーブログと内容がかぶる心配もないのでやる価値はあるんじゃないかなぁと思っちゃったわけです。


それに信onは今年でサービス開始から10周年という記念の年。
新章も発売されるし、ゲームのアピールをするには(その割には地味な試みですが・・)ちょうどいいんじゃないかと。
おいらのブログを見てゲームはじめました^^なんて人が増えたら最高じゃないですか!
MMORPGなんて人がいてなんぼの世界なんですから、人が多ければ多いほど楽しいし
今までたっぷりと遊ばせてくれた信onにこういう形で恩返しができればそれは素敵なことなんじゃないかなって思うわけです。

こうして、自転車を使って信onの旅をすることに決めました(のちにこの決断を大航海、もとい大後悔することになるのですが…)。

このブログで、自転車と信onの両方の魅力が伝わるといいなぁと思います。

旅をするにあたって、いくつか考えることがあります。


まず自転車旅を標榜するのですから、基本は自転車移動。
やはり自宅から出発してすべての土地を制覇したいですよね。

でも仕事の合間の旅ですから家から自走ですべて走り回るのは不可能。
自動的に輪行を組み合わせざるを得ません。

とはいえ、最初から輪行で遠隔地に行くのもなんだかなーという気がするので、以下のような制約を設けることにしました。


ルール1:
移動は原則自転車、走行が困難な箇所は徒歩とする。

ルール2:
旅の途中で訪れた駅や道の駅、港、空港等を「セーブポイント」として指定することができる。

ルール3:
セーブポイントを指定する際は、ブログにてセーブポイントと明記する。

ルール4:
輪行の行先は、セーブポイントに指定した場所のみとする。


簡単に言うと、実際に訪れた場所しか輪行できませんよっていうルールです。
もちろん自転車で寄ってなければ中間の駅等で降りるのも不可。

信onでもダンジョンワープがあった場合、特定のボスを倒さないとワープできないようになってますしね(旧イザクエ)。
こっちの方が面白いでしょう。


次に戦国絵巻関係のルール。

実はこれが一番考えるのが面倒くさかった。

詳しい理由はあとで実際の記事を見ていただくとお分かりになると思います。
ここでは絵巻を埋めたという判定のルールについてさらっと概要だけ提示します。


ルール5:
「名所録」は実際に訪れたことをもって埋めたことにする。

ルール6:
「名物録」は実際に見た、あるいは食したことをもって埋めたことにする。

ルール7:
「武勇伝」は実際に訪れた(と妄想される場所)、もしくはゆかりの品(と妄想されるもの)を確認したことをもって埋めたことにする。

ルール8:
「武将列伝」は実際に訪れた(と妄想される場所)、もしくはゆかりの品(と妄想されるもの)を確認したことをもって埋めたことにする。


信onを知らない方にとってはなんのこっちゃ、と思われるかもしれません。

「名所録」は名所の絵巻項目(例:鎌倉大仏、春日山城等)
「名物録」は食い物の絵巻項目(例:桜餅、浅草海苔等)
「武勇伝」は全国各地のボスキャラ・レアキャラの絵巻項目
「武将列伝」は武将の絵巻項目

をさします。

ルール7とルール8は「妄想ってなんだよwwww」と突っ込みたくなると思いますが、これは実際の絵巻埋めの過程を見ればたぶんわかるかと…。
これが一番しんどいところです…。

そして、


ルール9:
絵巻埋めは基本、写真等の記録媒体で記録したことをもって埋めたこととする。
ただし、何らかの事情(バッテリー切れ等)により記録できなかった場合はこの限りではない。

写真「等」というところがミソです。写真以外の媒体を将来的にはやりたいなと考えています。
まぁ、できるかどうかわからないんですけどね…。

また、絵巻埋めのルールで、


ルール10:
とある地域以外の絵巻埋め対象物があった場合、本来いる地域に行かなかったとしても絵巻が埋まったとみなすことができる。

ちょっとわかりづらいので説明。
たとえば本来Aという地域の絵巻埋め対象の武将がBという地域にもゆかりがあった場合、
B地域の絵巻埋め対象の要件を満たしたらその武将の絵巻はうまった事にします。

このルールがないと、とてもじゃないけど旅が終わらない(--;)

そして最後のルール。


ルール11:
基本、その地域の絵巻埋めがコンプリートできない限り他の地域には移動できない。
ただし、どうしてもその地域内で該当する箇所がなく地域の絵巻がコンプリートできない場合は他の地域に移動することができる。


基本その地域内で絵巻はコンプリートできるはずなんですが、
実際はできない場合があるみたいです。
これもおいおい実際の旅行記を見ればお分かりいただけるかと。

ルール関係は以上になります。
旅の過程で追加、修正する場合は適宜更新します。

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