さて、いよいよ信onリアル絵巻埋めです。
記念すべき最初の地は、武蔵にしました。
理由は単純で、自転車の拠点の千葉から近いのと(コース的な意味で)難易度があまり高くないから。
と、いうわけで、事前調査を始めたわけです。
信onのwikiであるオンライン寄合所にも情報はたくさんあるし、あっという間に目的地の地図を作れるだろう。
そう思っていた時期もおいらにはありました…(涙)
いやはや、実はこの地図作りが一番難しい。
名所録ならあっという間に作れるんですよ。比較的。
基本ネットで検索するだけですから。基本は…ね。
だがしかし実はそう簡単にいかない場所もあるわけで。
今回で言うと隅田川です。
オンライン寄合所から地図を抜粋してみてみましょう。
(オンライン寄合所より転載)
地図を見ると隅田川は川越のちょっと北側で街道と川が交差するあたりのところが観察ポイントになっています。
最初はこの街道が江戸時代に整備された五街道のひとつの中山道だろうと思い、中山道と隅田川が交差する地点を探せばいいと思ってました。
だがしかし…
実際はそんな場所はありませんでした。
グーグルマップ等を見てもらうとわかりやすいんですが、現在の隅田川って蒸留をたどっていくと赤羽の手前あたりで荒川に合流しちゃってるんですよね。
さて、これは困った。
仕方がないので荒川を隅田川の上流とみなし、旧中山道との交差地点を探します。
旧中山道は現在、東京高崎間は国道17号がほぼ同じ場所を通っているので、17号と荒川が交差するポイントを調べました。
しかしこれも、赤羽近辺で渡河したあとは一切交差せずに高崎あたりまで行っちゃってます。
川越の北あたりで交差している地点なんてないわけです。
この段階で嫌になってきて「もう永代橋あたりで隅田川キター♪とかいってお茶を濁そうか」と半ば本気で考えましたが、
地図に載っている以上、それは許されませんよね…。
というわけで、そもそも信on地図にのっている道が何の道なのかを特定する作業から始めることにしました。
地図を見て目を引くのは、川越の手前で道が3つに分岐していることです。
特に相模(つまり東京方面)から川越に伸びている道があります。
これはなんなんだろうというのが今回着目したポイントです。
ネットで検索して調べてみました。
どうやら川越街道というのがあるらしく、中山道の板橋宿から川越へ分岐する街道があったとか。
中山道は川越の北側を通ります。ふむぅ。どうやら相模からの道は川越街道で間違いないようです。
では、川越から甲斐に向かう道はなんなのか。
これは調べるのにかなり苦戦しました。
ネットで「川越 甲斐」と検索してもそれらしいものは見当たらず。
もうダメかなぁとあきらめながら、国土地理院のHPで発行している古地図を見てみると…
な、なんと川越から甲斐に伸びている道があるじゃないですか!
断片的な手がかりから再びグーグル先生で調べてみると、
どうやら秩父往還に該当するんじゃないかということがわかりました。
この秩父往還も曲者で、本来高崎方面から秩父を抜けて甲斐の国に至る道のようなのですが、
実は他にも何本か存在していたようで、川越から現在の西武池袋線沿いに秩父→甲斐へと抜ける道が
存在したようなのです。
…高々ゲーム内の地図の場所を調べるのに、話がだんだんややっこしくなってきました。
じゃあ最後、隅田川と交差しているあの街道はいったい何なのか…。
これも糸口がつかめず、最初は荒川の上流方面を追っかけるという作戦で調査を進めました。
荒川は川越の手前の指扇という場所で入間川が合流しています。
荒川自体はさらに北上し、熊谷のあたりで川越から伸びている国道254号線と合流しています。
熊谷のあたりは上野の国のはずですから、これではあまりにも遠すぎます。
そうなると有力なのは入間川のあたりです。
入間川は川越からちょっと北側で254号と交差しています。
ふむ。おそらくこれに間違いないでしょう。
ではこの254号という道はなんなのか。
色々調べているうち、どうやら川越・児玉往還という道であることがわかりました。
しかもこの道、上州(つまり上野国)藤岡が終点なんだとか。
信on地図も上野に向かってるので、これでほぼ間違いないでしょう。
こうして、隅田川の渡河地点は、国道254号と入間川が交差するあたりとしました。
(この結論に到達するまで、丸一日かかりました…)。
とまぁ、場所が明記されている隅田川でもこの有様です。
場所がプロットされていない武勇伝、武将列伝でおいらがどんな思いをしたかは…
本編を見ていればお分かりいただけると思いますw
正直、ここまで大変な事態になるとは思っていませんでしたw
しょっぱなの武蔵だけで大いにくじけそうです_| ̄|○
ちと長丁場になりそうですが、とりあえず武蔵は完遂したいと思います。
武蔵で最終回になる可能性も大ですが…w
時期としては今月末か来月の頭から、順次開始したいと思います。
順調にいけば7月中には終わるでしょうか。
海の日の連休をうまく使って走りこむ予定です。
いろいろ困難な旅になりそうですが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
【絵巻埋め(武蔵)チェック項目一覧(2013年6月23日現在)】
記念すべき最初の地は、武蔵にしました。
理由は単純で、自転車の拠点の千葉から近いのと(コース的な意味で)難易度があまり高くないから。
と、いうわけで、事前調査を始めたわけです。
信onのwikiであるオンライン寄合所にも情報はたくさんあるし、あっという間に目的地の地図を作れるだろう。
そう思っていた時期もおいらにはありました…(涙)
いやはや、実はこの地図作りが一番難しい。
名所録ならあっという間に作れるんですよ。比較的。
基本ネットで検索するだけですから。基本は…ね。
だがしかし実はそう簡単にいかない場所もあるわけで。
今回で言うと隅田川です。
オンライン寄合所から地図を抜粋してみてみましょう。
(オンライン寄合所より転載)
地図を見ると隅田川は川越のちょっと北側で街道と川が交差するあたりのところが観察ポイントになっています。
最初はこの街道が江戸時代に整備された五街道のひとつの中山道だろうと思い、中山道と隅田川が交差する地点を探せばいいと思ってました。
だがしかし…
実際はそんな場所はありませんでした。
グーグルマップ等を見てもらうとわかりやすいんですが、現在の隅田川って蒸留をたどっていくと赤羽の手前あたりで荒川に合流しちゃってるんですよね。
さて、これは困った。
仕方がないので荒川を隅田川の上流とみなし、旧中山道との交差地点を探します。
旧中山道は現在、東京高崎間は国道17号がほぼ同じ場所を通っているので、17号と荒川が交差するポイントを調べました。
しかしこれも、赤羽近辺で渡河したあとは一切交差せずに高崎あたりまで行っちゃってます。
川越の北あたりで交差している地点なんてないわけです。
この段階で嫌になってきて「もう永代橋あたりで隅田川キター♪とかいってお茶を濁そうか」と半ば本気で考えましたが、
地図に載っている以上、それは許されませんよね…。
というわけで、そもそも信on地図にのっている道が何の道なのかを特定する作業から始めることにしました。
地図を見て目を引くのは、川越の手前で道が3つに分岐していることです。
特に相模(つまり東京方面)から川越に伸びている道があります。
これはなんなんだろうというのが今回着目したポイントです。
ネットで検索して調べてみました。
どうやら川越街道というのがあるらしく、中山道の板橋宿から川越へ分岐する街道があったとか。
中山道は川越の北側を通ります。ふむぅ。どうやら相模からの道は川越街道で間違いないようです。
では、川越から甲斐に向かう道はなんなのか。
これは調べるのにかなり苦戦しました。
ネットで「川越 甲斐」と検索してもそれらしいものは見当たらず。
もうダメかなぁとあきらめながら、国土地理院のHPで発行している古地図を見てみると…
な、なんと川越から甲斐に伸びている道があるじゃないですか!
断片的な手がかりから再びグーグル先生で調べてみると、
どうやら秩父往還に該当するんじゃないかということがわかりました。
この秩父往還も曲者で、本来高崎方面から秩父を抜けて甲斐の国に至る道のようなのですが、
実は他にも何本か存在していたようで、川越から現在の西武池袋線沿いに秩父→甲斐へと抜ける道が
存在したようなのです。
…高々ゲーム内の地図の場所を調べるのに、話がだんだんややっこしくなってきました。
じゃあ最後、隅田川と交差しているあの街道はいったい何なのか…。
これも糸口がつかめず、最初は荒川の上流方面を追っかけるという作戦で調査を進めました。
荒川は川越の手前の指扇という場所で入間川が合流しています。
荒川自体はさらに北上し、熊谷のあたりで川越から伸びている国道254号線と合流しています。
熊谷のあたりは上野の国のはずですから、これではあまりにも遠すぎます。
そうなると有力なのは入間川のあたりです。
入間川は川越からちょっと北側で254号と交差しています。
ふむ。おそらくこれに間違いないでしょう。
ではこの254号という道はなんなのか。
色々調べているうち、どうやら川越・児玉往還という道であることがわかりました。
しかもこの道、上州(つまり上野国)藤岡が終点なんだとか。
信on地図も上野に向かってるので、これでほぼ間違いないでしょう。
こうして、隅田川の渡河地点は、国道254号と入間川が交差するあたりとしました。
(この結論に到達するまで、丸一日かかりました…)。
とまぁ、場所が明記されている隅田川でもこの有様です。
場所がプロットされていない武勇伝、武将列伝でおいらがどんな思いをしたかは…
本編を見ていればお分かりいただけると思いますw
正直、ここまで大変な事態になるとは思っていませんでしたw
しょっぱなの武蔵だけで大いにくじけそうです_| ̄|○
ちと長丁場になりそうですが、とりあえず武蔵は完遂したいと思います。
武蔵で最終回になる可能性も大ですが…w
時期としては今月末か来月の頭から、順次開始したいと思います。
順調にいけば7月中には終わるでしょうか。
海の日の連休をうまく使って走りこむ予定です。
いろいろ困難な旅になりそうですが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
【絵巻埋め(武蔵)チェック項目一覧(2013年6月23日現在)】